どーも、よしおです。
外国人の友人から、「日本語は平仮名、片仮名、漢字の3種類が使われてるので難しい」という話を聞いたことがあります。
日本人なので当たり前のように使ってますが、言われてみれば確かにそうですね。
なんで3種類もあるんだろう。。。
というわけで、調べてみました。
Contents
それぞれにそれぞれの歴史がある
漢字
もともと日本には文字がありませんでした。
そこで、既にある文字を借りる形で、中国から漢字が伝わってきました。
![](http://yoshio-blog.com/wp-content/uploads/2021/06/【ブログ】【色付き】漢字_jp-147x300.png)
平仮名
漢字から変化してできたのが平仮名です。
なぜ変化させたかというと、もともと使われていた日本語を漢字だけでは表せなかったから。
あとは、簡略化の目的もあります。
実際に形の変化を見るとイメージしやすいですが、漢字を崩していくと平仮名になります。
昔は女性が主に使用していたそうで、理由は女性が漢字を使うことがあまり良く思われていなかったため。
なんだか昔ならではの理由ですよね。
![](http://yoshio-blog.com/wp-content/uploads/2021/06/【ブログ】【色付き】漢字→平仮名_jp-224x300.png)
片仮名
片仮名も平仮名と同じく、漢字から変化してできました。
ただ、平仮名とは使用目的が明確に異なります。
これは自分も初めて知ったんですが、中国の漢文を読むときのメモとして生み出されたそうです。
そういった経緯があるため、漢字の一部を切り取ったものが片仮名になっています。
また、漢文は公式文書として使われていたため、主に男性が読んでいました。
なので、片仮名も主に男性が使用していたということになります。
![](http://yoshio-blog.com/wp-content/uploads/2021/06/【ブログ】【色付き】漢字→片仮名_jp-219x300.png)
個人的な意見
こうやって整理してみると、なかなか面白いですね。
3種類を当たり前のように使ってるけど歴史的な背景はあまり知らなかったし、日本人でも意外と知らない人も多いかも?
あと、最初に話した外国人の日本語の勉強についての話ですが、確かにこの3種類をちゃんと使い分けるって大変ですよね。
自分自身中国語の翻訳者をしていて、中国語の学習にかなりの時間を割いてきたので、語学学習者の気持ちはすごく分かります。
ただ、日本人が中国語を勉強する場合はもともと漢字を知ってるので有利なんですね。
なので、漢字の文化がない国の人が日本語を勉強するのって、自分が中国語を勉強したのと比べるともっと大変なんだろうなーというのがなんとなく想像できるわけです。
そう考えると、やっぱり日本語ができる外国人は尊敬しちゃいますね。
終わりに
今日は、平仮名、片仮名、漢字の成り立ちについて紹介してみました。
自分自身知らなかったこともあったので、調べてみて勉強になりました。
実際に調べてみるとなかなか面白いし、今後もそういった内容を発信していければと思います!
追記:YouTubeに動画をアップしました!
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